" 自動車査定のチェックポイント

自動車を査定するときのチェックポイント

国の指導によって設立され査定士の資格試験や登録などを行う(財)日本自動車査定協会は自動車査定業者の基準となる中古自動車査定基準を定めており、この基準に自動車査定の具体的なチェックポイントが詳細に定められています。


■査定では50項目以上がチェックされる

自動車の査定では、査定基準価格が適用される「標準状態」を基に、50項目以上のチェックによって加点・減点が行われて査定額が算出されます。

「標準状態」とされる車両は次のように定められています。

・定期点検整備が要綱通り実施されている
・内装・外装は無傷である
・エンジンと足回りは走行に支障がない
・車検期間の残りが3か月以内
・走行キロ数が標準いない(おおむね年1万キロ)
・タイヤの溝がスリップライン(1.6㎜)以上
・事故修復歴・損傷減価要因(腐食や臭い)・改造がない

査定の公正を期すための公益法人である(財)日本自動車査定協会では、個別査定書と呼ばれるカーチェックシートを示しており、買取業者が独自に書式を作る場合もこのチェックシートが基本になっています。


<自動車査定の主なチェック項目>

上記の基準によれば、中古車の査定では次のようなチェックが行われることになっています。

■書類の確認

車検証、整備手帳、取扱説明書、自動車リサイクル券、定期点検整備記録簿など

■車両の確認

車両の傾き、車高、ナンバープレート、改造の有無などの基本的な状態がチェックされた後、
次の各部分について、傷、凹み、曲がり、修理跡、サビ、腐食、亀裂、不要な穴、要交換部品、塗装の変色・退色、交換跡などがチェックされる。

・車内の状態・装備品
シート・内張・マットの状態、走行メーター、装備品の作動状態

・エンジンルーム
車体番号、冷却水・オイル、修復歴

・外観
<前面>フロントガラス、ナンバープレート、パネル、下回り、レンズの状態
<側面>パネル、ドアの部品の交換や修復歴、ネームプレート、タイヤサイズと残り溝
<後面>ナンバープレート封印、パネル、下回り、レンズの状態

・トランクルーム
修復歴、スペアタイヤ

・ルーフ


<査定増減のチェックポイント>

・車種(中古市場での人気度はどうか)

一般的に、セダンやクーペタイプは評価が低く、ミニバンやオフロード系4WD、ステーションワゴンなどのタイプは消化が高くなるといわれています。

しかしこれらSUVも市場では次第に飽和状態に近づきつつあり、買い取り・販売価格ともに安定期から低迷期になりかけていると言われています。

軽自動車は税金や保険料などの維持費の安さから、地方を中心に一定の中古市場があって値崩れしにくく、1000ccクラスよりも高査定が付くことも多いといわれます。

・グレード(装備品を含む)

車種ごとに多数のグレードがあり、更にグレードごとにも主要装備、排気量に差がある場合もあるので、これらの違いが査定額に影響します。

社外装備品も一定の評価はされるものの、取り付けが丁寧であるか、その車種にマッチしたものかどうかも判断されるため、査定額が上がるとは限らないのが現実です。

純正部品に戻さなければならないと判断された場合、むしろ査定額が下がるケースもあります。

・年式

年式が新しいほど高査定額になるのは言うまでもありませんが、同車種同年式でもマイナーチェンジやモデルチェンジなどによって査定額に大きな差が出ます。

・走行距離

年間走行距離の標準的な目安は、軽自動車で8,000km、普通車で10,000kmとされています。

これを超えると減額されそれ以下の場合増額されます。

ただし、自動車も機械であるのである程度動かしていないと動作不調に陥りがちであり、年数から見て極端に少ない走行距離物件を探す出すのはのは困難だといわれています。


<中古自動車査定士とは>

自動車の査定を行うためには「中古自動車査定士」の資格が必要になってきます。

中古自動車査定士の資格試験や登録は、国が関与する公益法人である(財)日本自動車査定協会が行っています。

普段はあまり耳にしない資格ですが、この資格を取得しなければ自動車の査定士にはなれません。

いうまでもないことでしょうが、この資格を取得するためには自動車の免許を持っていることが絶対条件です。

小型車の査定であれば普通免許でいいですが、大型車査定士の資格を取得するためには大型第一種運転免許が必要になります。

資格試験を受けるための条件は

・自動車の販売経験や整備などの経験が半年以上あること
・日本自動車査定協会が定めている所定の講習を修了していること

となっており、ハードルは決して低くありません。

資格試験は筆記と実技とがありもちろん両者ともパスしなければ合格とはなりません。

このような資格制度により、中古車査定の公正が保たれ、不正が防がれるようになっているわけです。

高額買取のポイントになるのは?

・車種やメーカー

人気車種と人気の無い車種があり、新車価格が同じくらいでも人気のある車種の方が高い価格で買取りされます。

年式

・走行距離

自動車の走行距離の一年間の目安は普通車で1万km、軽自動車で8千km程度と言われています。

この目安より走行距離が少ない場合はプラス査定の可能性があります。

走行距離が極端に少ない場合はその分だけプラス査定になるとは限りません。

・ボディーカラー

車種によって違いはありますが、一般にホワイトやブラックの人気が高く、プラス評価になります。

・純正オプションパーツ

サンルーフ、エアロパーツ、カーナビなど、新車購入時にしか取り付けできない純正のオプションパーツが付いていると高額買取になる可能性があります。

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